作者はクリアしたらしい。私はスマホで一向に逃げ切れない

2002年公開のフリーゲーム「食い逃げ野郎」を、スマホのブラウザでそのまま遊べるようにしました。
作者のフォウルに聞いたところ、本人はちゃんとクリアしたらしいです。
ところが、サイトを復活させた私は一向にクリアできません。店を出た直後から、店主が本気すぎる。
スマホ版を用意した本人が逃げ切れない
「食い逃げ野郎」は、料理を食い逃げした主人公が店主の追跡から逃げるゲームです。
今回、スマホで遊べる状態にしたので、当然まずは自分で挑戦しました。操作方法を選び、ニューゲームを押し、説明を読み、いよいよ逃走開始。
結果は、こちらです。
逃げ切るどころか、店の前で捕まっています。
少し進めたと思った瞬間にはGAME OVER。動画を撮り直してもGAME OVER。スマホ対応の確認より、プレイヤーとしての腕前に問題があることだけが分かりました。
作者フォウルはクリアしたらしい
このゲームの作者は、SCGFのメンバーであるフォウルです。
本人に確認すると、スマホでもクリアしたとのこと。少なくとも「タッチ操作だからクリアできない」という言い訳は使えなくなりました。
作った本人は敵の動きもコースも分かっているはずなので有利です。とはいえ、24年前に作ったゲームを今でも普通にクリアできるのは、それはそれですごい。私はルートを知る以前に、店主との距離を広げられません。
そもそも、なぜ食い逃げでここまで追われるのか
「食い逃げ野郎」のテーマは、「食い逃げごときで、そこまでするのか?」です。
初代では店主から逃げるところから始まり、シリーズが進むと兵士、戦車、ゾンビ、幽霊まで追いかけてきます。題材はくだらないのに、追跡だけは大真面目。そこがこのシリーズの面白さです。
初代はシンプルですが、敵に触れないよう細い道を抜ける必要があり、見た目より難しいゲームです。スマホでは指で画面の一部が隠れるため、PCのキーボードとは違う緊張感もあります。
24年前のゲームが、なぜスマホで動くのか
「食い逃げ野郎」は、RPGツクール2000で作られています。今回、ゲームを現代向けに一から作り直したわけではありません。
ブラウザ上では、RPGツクール2000/2003のゲームデータを動かせる EasyRPG Player を使っています。WebAssembly版のプレイヤーが当時のマップ、イベント、画像、音楽を読み込み、ブラウザの中でゲームを再生する仕組みです。
つまり、中身は24年前のゲームデータのまま。周囲の「動かすための環境」を現代のブラウザへ移しました。
スマホ向けには、画面上の十字キーとスティック操作を追加しています。指で押した方向をゲーム側の方向キー入力へ変換しているため、PC版と同じゲームをタッチ操作で遊べます。
技術的には動かせました。問題は、管理人がクリアできないことです。
クリアできた人、教えてください
何度か挑戦しましたが、今のところ私の記録はGAME OVERです。作者フォウルはクリア済み。管理人は未クリア。
この差を埋められる日は来るのでしょうか。
初代「食い逃げ野郎」はこちらから遊べます。ダウンロードも登録も不要で、スマホとPCのどちらでもプレイできます。
無事に逃げ切れた方は、ぜひSCGF.NET公式X(@scgfnet)で教えてください。私も、もう少しだけ挑戦してみます。